アカギ 第3話

感想&初心者の立場から見た改善案


原作の面白さをきちんとアニメの形態にして伝えるクオリティは
いつもの事であり、また、ドラ(後できればのレベルでカンも)を知っていれば
理解できる今回の戦略。
初心者に対し分かりやすいように、同じ手でのせめぎ合いを
魅せつつ、マンネリではなく「目には目を」といった印象を与えることに
成功していると思うがどうであろうか。


という訳で親切さも健在ではあるのだが、
何故今回改善案を話すのかというと、ひとえに裏ドラの説明が少なかった*1事にある。
(確か鳴きは説明されてたはず……ひょっとしてドラもかも)
勿論、ただでさえ2chの作品スレでは暗カンのトリックの解説が
冗長だとか、タイミングが悪いとか批判されているというのに、
作中でドラのルールまで説明したら明らかにテンポを大きく崩すであろう。


ではどうするのかというと、筆者はキッズアニメが良く取っている手法を
取り入れることを提言したいのである。
つまり、最も近いもので言うと「韋駄天翔」のように、
話の終わりにルールやテクニックの説明を行うのだ。
それも次回の。つまり、韋駄天+コナンである。


そんな事して、作品の雰囲気を崩しかねないことは承知している。
しかし、既にアカギのアニメには作品の雰囲気を崩落させるコンテンツが
存在しているではないか。
そう、日テレ雀ニックに、ムシキングのネブ博士・ブラック博士を
やってもらうのだ。
作品の雰囲気と更に乖離し、異様さが際立つこと受け合いであると思うがどうか。

*1:と、麻雀初心者の筆者が感じた