第49話 宗家の資格 感想

今回は、あのアツい設定ばらしが無ければ
問答無用で単発で見た場合の最低品質回と言い切って
終わりにすることが出来たのであるが、
とりあえず生存組が五行の伏線だったということは
手放しで賞賛する他無い。
かといって、それは恐らくシリーズ構成や監督のアイデアと、
張りまくった伏線の賜物であり、
今回の話の脚本が良かったわけでは決して無いということも
明記……まあ言わないでも分かるとは思う。
とりあえず一番ありえないのは、
・ライホウがリクを責めている理由*1は圧倒的に正論である。
 というか、実はこのシーンもちょっと感心したんだけど、
 その後リクがそれを真っ当から否定してしまうので台無し。
 最後に「みんなの笑顔」論に戻っていたが、
 直前に言っていた「コゲのためなら他はどうでもいい」と
 矛盾しまくり。
 その辺は、同じ過ちを繰り返さないと言った直後に
 繰り返して次回に続いた事でフォローしたのかもしれないが、
・怒りに任せないと言った矢先に皆と一緒に怒りに任せるユーマ。
 どうせネームが長いんだから、いきなり「許さん」じゃなくて
 「俺は彼らがやられたから怒って闘うのでは無く、
  彼らの魂を受け継いで、その闘う意思が俺を動かすのだ」
 とか(上記が上手くないことは自覚しているが)少なくとも
 論理的なフォローは出来たはず。


あと、どう考えても加藤脚本ではなく、本田脚本の雰囲気だったんだが、
これはどういう解釈が適当なのだろうか?

*1:親に愛されてないと思い込んで自棄になってる