ガイキング 第18話、デジモンセイバーズ 第三話感想(合同)


最近男のツンデレが流行っているのだろうか。


ガイキング
三条陸がラブコメとかツンデレとか、
現代風の味付けを頑張ろうとしているのは伝わってくる。
でもちょっと空回り気味だろうか。
とりあえず現状最大のツンデレがディックというのは、
一般受けとしてどうなんだろう。
筆者は大歓迎だが。
っていうかダイヤも歓迎してるっぽ(ry


下手なはずの恋愛描写が以外に味があったり、
普段は決まっているはずの通常の人間描写がちょっと散漫だったり、
これは本当に三条脚本なのか? とか思った。
いつもの完璧超人なダイヤなら、
もっと早く、少なくとも「お前の家庭のほうがよっぽど〜」
と言われた時点でディックが抱えている孤独を気づいていると思う。
というか微妙だが気づいているんじゃないか?
という描写は無かったわけではないが、
その後の戦闘でピュリアやリーのディック無視の提言を
真に受けている描写は良く分からない。
やっぱりダイヤも色恋沙汰になるとまだまだ子どもっていうふうに
性格付けをしなおしたのだろうか?


デジモン
大が何について、自分自身に憤っているのか語らないとか、
釣り人じいさんが記憶を消されないところとか、
何か行間を読む場面が大量にあった。
それはそれでまあ楽しいから良いけど、小さな子どもに分かるだろうか?
それとも、対象年齢が大と同じ中学生を想定しているのだろうか?


殴る大。
のけぞって倒れるメラモン。
アグモン進化の必要はあるのか?
という最大の突っ込み所は補完の余地が残されていない辺り、
好意的に見ればギャグとして受け取ってくださいという
意思表示なのかもしれない。

デジモンセイバーズ 第二話時点での主観的考察――ガイキングとの主人公比較から――


ツワブキ・ダイヤと大門大には色々と共通点を見出せるかもしれない。
それは例えば、
子どもの受動的な部分がかなり排除されており、
最近の主人公にはあまり見られない、大人顔負けの自主性を持っている所、
一話に一回決め台詞を言う所、父親が行方不明な所等が
挙げられるかもしれない。
2chガイキングスレで、
> 456 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で
> 投稿日: 2006/04/04(火) 21:17:48 id:szjM2/DI
> 商業主義にまみれたデジモンよりガイキングのほうが
> クオリティ高くておもしろく感じるのは気のせいですか?
という煽りっぽいカキコがあったが、それは結構面白い指摘かもしれない。
とは言えガイキングスレで言うとスレ違いなのでここで言うが、
確かに、今作品の山口亮太脚本に大人しさを感じるのは事実で、
それは、デジモンというそれなりに小さくも無いビジネスである故に
制約を受けている部分があるからだと推測できない事も無いかもしれない。
しかし、完全に三条的なレトロセンスと価値観の産物である
ツワブキ・ダイヤと大空魔竜メンバーに比べ、
デジモンセイバーズ」の括りの中で構想されたであろう
大門大とDATSメンバーは、
商業的な制約によって、メリットを生じたと言えるかもしれない。
ダイヤはあまりにも完璧超人且つ良い子過ぎるが、
大は現代っ子だらけの世界に投入された正義の喧嘩番長として、
常識の無さや思慮の浅さを欠点として浮き彫りにさせられ、
完璧すぎるヒーロー像を回避できている部分があり、
それは大のキャラクター性のリクエストと、
現代的な価値観を持った藤枝淑乃を代表とする
従来の「デジモン」キャラクターのリクエストが、
メダロットゾイドジェネシス(あんま見てなかったけど)で
純粋だけどちょっと屈折して、
そして純粋で屈折したまま成長する現代っ子主人公を書きまくった
山口脚本の志向性と上手い具合に化学反応を起こした結果なのかもしれない。


早速この書き方も疲れてきた、予告無く終わるかもしれない。

ガイキング 第17話感想


喧嘩の後にティッシュって、ルルは腐(ry


「キス」というのがどうしようもなく絶妙で素晴らしい。
一部の視聴者(大きなお友達が割合的に多いだろうか)はトラウマすら負ったかも。
筆者も少し……orz
作画も展開も熱い。素晴らしい。
ああ、また普通に素晴らしくて語るところが無い……

ガイキング 第16話感想


占いどっちも微妙だw


あれ?
何か今日面白いよ?
と思ったら三条脚本だった。
これから新展開が多そうで素晴らしい。
普通に素晴らしいと書くこと無いのでアレだが、
普通というのもとても貴重なものである。

デジモンセイバーズ 第一話感想

不良の保志ボイスは久しぶりかもしれない。
山口脚本なのに大人しいのは色々制約があるのかもしれない。
ゾイドジェネシス辺りから地味で真面目にシフトしたのかもしれない。


第一話としてはそれなりのクオリティかもしれない。
今後のハジケに期待できるかもしれない。
何でこんな感想なのか自分でも良く分かっていないのかもしれない。


アグモンの声について、筆者が余り気にならなかったのは、
過去作へのオマージュとして、太一のアグモンそのままの設定ではなくとも、
かつての強戦士とかの設定で昔の声の
ウォーグレイモンが出てきたりすると超盛り上がるだろうなあ、
という脳内補完的(?)予測があるからかもしれない。

 天〜天和通りの快男児〜 第1話 感想


望みがこんなに早く叶うとは
キタ―!!(AA略
原作初期のライトな雰囲気を変えず、
アニメ版アカギの雰囲気をも内包する映像を上手く作っている。
麻雀初心者に分かり易い解説の展開も健在。
何も言う事は無い。
打ち切られず、最後まで突っ走ってくれる事をただただ望む。


うーん、やっぱ微妙か。